大人の遠足in神津島

今年に入ってGW過ぎに神津島への離島遠征を計画して天候不良のため2度の延期を経てようやく神々の集う島・・・神津島へ渡ることができました。

今回は二毛作さんが10月下旬に2泊3日で単独釣行されるとのこと、それにK藤さんとI川君も一緒に我々は1泊2日で便乗させてもらうことにましたw
当初は自分も2泊3日の予定でしたが、最終日にどうしても外せない仕事が入ってしまいK藤さんたちと一緒に1泊2日の弾丸釣行となりました😢


今回はあぜりあ丸が点検のためくろしお丸が代船です。
おお~流石新造船、船内はとてもきれいです・・・が通路がわかりにくく結構迷いました💧

早々に2等和室で横になり下田の港を出るころには夢の中へ・・・

この日は神津島からなので到着は11:50。定刻通りに神津島に到着です!
上陸してすぐに今回お世話になる宿の【よねき】さんのお出迎えを受け早速荷物を車に積み込みます。

そのまま車止めまで移動して釣り座を確保します。

おぉ~さすが二毛作さんw
早速、地元の方と仲良くなって情報収集をされています。
このコミュ力流石ですね~

釣り座を構えたのは前浜港の車止めと先端のちょうど間くらいの南向きです。
『もっと内側のほうが釣れるよ』と先端地元組の方に代わる代わる教えていただきました(;^_^A

まずは棚取りゴムで足元から水深を測ります。
足元でなんと約17m!
30mほど先で約23m・・・
この深さでしかも今日は左から右へ沖に向かって川のような潮の流れです😓

これではロケットタイプの自分のカゴではどうにもならないので
こういった状況を予想して鳥カゴタイプのステン一発カゴをマル男さんに作っていただきました。


なんでマル男さんに頼んだかというと~
神津の沖磯でノウハウを蓄積されている方なので恐らくこちらが気になることは網羅してくれると思い依頼しました。

カゴの目が細かい綺麗なカゴに目が行きがちですが、潮が早い中では潮切れが良い目の粗いカゴのほうが絶対的に安定するし扱いやすいです。
最初に目の粗いカゴを見かけたときに【この人ゼッタイ解ってる・・・】と確信しましたw

【マルカゴのねらう魚種】
メインターゲットとしては青物です。が、基本的には何でも狙えます(笑)
ただ、深棚をねらう場合はイレクターカゴの方が分があります。マルカゴは深くても竿2本ほどの棚にコマセをドカドカ撒き、そこに漁場を作り手返し良く、戦略的に攻めることのできる仕掛けをイメージしています。

【マルカゴの特徴】
構造はステンレスパイプとステンレス線の半田付けによるものです。先に申し上げておくと、半田付けは海水に弱いです。使用後の潮抜きは必ず行って下さい。釣行回数や使用頻度にもよりますが、必ずリペアが必要な時期がきます。全体の半田付けがなされていての強度です。使用の際に接合部外れなどがあった時は、使用せずに修理依頼をお申し付けください。
釣り場は選びませんが、磯場での釣りをイメージして制作しています。遠投カゴではないので、極端な大遠投による着水時の負荷では耐えられるかはわかりません。また、着水時の浸入角度はライナーは避けて頂き、極力放物線状に入水するのが理想です。ライナーで斜めに入水すると、沈下角度が斜めになり蓋が開いてトラブルの元になります。ねらいの棚まで、蓋の中心に沈下による水抵抗を与えることで蓋が開くのを防いでいます。
また、棚に到着して蓋が開いても、リング中心にスプリングバネがあり、竿をあおるまではドバっとは出ないように作られています。
あえて、竿をあおらずにドバっと出さないなど、海況にあわせた使い方もできます。
そして、最大の特徴としては一発カゴの売りの巻き抵抗の軽減です。魚をかけてから、カゴや、ウキ抵抗が上にあることで、習性として下(根)に突っ込む困った魚が存在します。抵抗が大きければウキが入った瞬間に根に向かって勝負すらできません。
これにハマると人生狂わす危険があるのでご注意ください(笑)
真面目な話し抵抗0にはなりませんが、その部分はコンセプトとして大切にしています。

【マルカゴの拘り】
見た目も大切にしています。歪な形は仕掛けが回転してトラブルの元になります。
遠投目的で蓋の中に鉛を貼り重さ調整をしているカゴも見ますが、マルカゴはその作りはおすすめしません。閉じた時は中心にでも、開いた際に軸がズレて安定しないことが理由です。マルカゴの重さ調整はリング部分の肉厚と幅、ステンレス線の太さで調整します。次に、リング内側にステンレス線を入れ込み半田付けをするカゴもありますが、マルカゴはリングの外に半田付けをすすめます。
内側に入ることで、見た目的にもすっきりしますが、内側だけにステンレス線が外れたり、損傷があったときに気づかずに使用して、歪みがうまれて破損する可能性があるからです。外付けにすると、一目瞭然に損傷箇所がわかります。その時は上記にものせたように使用しないで、修理依頼をお願いします。
細かい、ところは直接手渡しの時に説明させて頂きたいと思います。



オリジナルのストレート天秤も合わせていただきました!
この天秤もよく作られていて、ストレート天秤にありがちな黄色いマルの部分がヨリモドシなどでクルクル動くタイプは潜行中にカゴが縦回転してハリスが絡んでしまいます。
その部分がしっかりフォローされていてマルカゴとのバランスもとてもよくできています。

潮の流れが速い中でもバランスよく仕掛け全体を立たせることができて、誘いをかけてカゴが動いてもフタ部分に重心がないのでカゴが躍ることもなく
何より驚いたのが回収時の潮切れの良さ!恐らく今まで使用してきたカゴの中でダントツに軽いです。

そんなマルカゴに感動しつつ開始早々40㎝近い丸々太ったムロアジが掛かります♪
まずは本命ゲットですw
脂ものってそうですね~

ちなみに、ハリスが浮き上がらないように比重の重い貝ビーズを使っています。
天然の貝を加工したものなので割れやすいのが難点なんですよね~

しばらくすると二毛作さんに今回の狙いの一つ、ナンヨウカイワリが掛かります。
これは期待できますね!
すぐに同じコースの潮下に仕掛けを打ち込みます。
すると自分にも40㎝ほどのナンヨウカイワリが掛かります (ノ¯∀¯)ノ
サイズはそこそこですが厚みがあって期待できます♪

足元でも潮が湧き返すような流れですがそんな状況だからこそなのかナンヨウカイワリやオキアジなども混じって飽きない程度にウキが沈みます。
ムロアジはかなりの頻度でかかるので大きさを選んで小ぶりなものはリリースします。

マズメの時間帯に入る前に補充用の氷と遅い昼食と夕飯の買い出しに島内の釣具屋さんとスーパーへ向かいます。
素泊まりなので夕食の手配が必要になります。
Webの情報だと21時までとなっている商店もありますが実際はどこも19時には閉まるので素泊まりなら早めに手配しておくことをお勧めします。

買い出しから戻ってくると若干潮の流れが落ち着いてきています。

3型ケイムラ+イレクターケイムラに交換して一発狙いの少し深めを攻めてみます。

陽が傾き始めて地元勢が帰りはじめ先端が空くと覗きに行った二毛作さんが、先端の足元の湧き返しの中にヒレナガカンパチが沢山いるのを発見!
それを見てK藤さんがカゴ仕掛けを外してマウスを装着w弓ヅノを投げ出しました。
二毛作さんは足元でヒレナガカンパチを見事ゲット!K藤さんの弓ヅノにもっ!
我慢できなくなって自分も二毛作さんが持ってきていた特エサをもらって・・・ゲット!

とりあえず自分はクーラーの空き状況もあるので2匹で終了。
二毛作さんはバケツ一杯に乱獲していましたww

あたりも暗くなり始めて潮も落ち着いてきたので3型国産夜光や2型国産夜光にカゴをチェンジしたころから
今度はツムブリが回りだし、サイズも60~70㎝と食べるにも期待できるサイズです。
ツムブリに混じって釣れ始めたのがオキアジです。いや~いろんなものが釣れてマジ神津島は楽しいですね!

ここでそれまで静かにしていたI川君のカゴスぺが豪快に曲がっているではないですかっ
なんだなんだ!?
慎重にやり取りして上がってきたのは・・・

でかっ!
3キロくらいありそうなツバメウオです

画像だと伝わらないですがとんでもない厚みで、美味しいと噂のツバメウオなのでこれはぜひ食してもらいたいところですが・・・
ああ~I川君はリリースしてしまいました😢
それにしても大島の巨大アオブダイと言いI川君は持ってますね~

そんなことをしていると今度はK藤さんの竿がブチ曲がってミチイトがガンガン出てるではないですか!
しかもめっちゃ叩いてます。
それにしてもなかなか勝負に出ないので、おかしいと思ったら~
直前でハリスを4号に落としてしかも針を真鯛針の8号まで下げたと・・・
なんで離島の夜釣りで号数を落としてしまったのでしょう・・・
そのまま30m近くラインを出されて勝負する間もなく無念の針ハズレ~
本人が一番悔しがってました😓

いろいろな魚が釣れて楽しめますがひとまず宿に戻って朝マズメに備えましょう。
宿で朝マヅメをどんな展開で攻めるか打ち合わせもバッチリです。
いや~宿でお風呂を頂いて布団で寝れると疲れ具合が全然違いますね~

朝マズメは3時スタートです。
まだ釣れていないシブダイ狙いで、K藤さんは足元のケーソン上を暗いなら魚も浮いているであろうと浅めの棚設定で狙います。
自分も同じくシブダイ狙いですがあえてケーソンより少し沖の砂地との境目をハリス長めの棚深めで攻めてみます。

開始早々イサキですがこれがまたサイズがデカいですね~
小さくて35㎝、大きいと40~42㎝あります。
ただちょっと残念なのが頭でっかちでお腹がぺしゃんこないわゆる時季外れな個体が多いです。
その中で少しでもお腹のふっくらした3匹だけをキープして、I川君のクーラーの底がまだ見えていたので釣れたイサキは全部I川君のクーラーへぶち込んでおきましたw

イサキを避けるつもりで深棚にしていたのですが、どうやら今回は浅棚が正解だったようで( ´Д`)=3 フゥ
浅棚でデカイスズミに悩まされていたK藤さんがなんと本命のシブダイをゲット
自分はアカヒメジの大きいやつを追加した後はイサキとムロフィーバーから抜け出せず
二毛作さんがシマアジをかけて期待が膨らみますが後が続かず・・・

その後はポツポツ飽きない程度に楽しめましたがやはり潮が動いてないせいか?
盛り上がるような青物の回遊はなくクーラーもほぼ満タンだったので釣りは9時に終了しました。
一つ後悔したのが、ムロアジの干物が抜群に美味しくできたので持ち帰りの数を倍にしても良かったかもしれません😓


よっちゃーれセンター食堂がオープンする11時までスーパーまるはんでお土産を購入したのですが
アカイカの柚子塩辛がめちゃウマで帰ってきてから2日で食べきってしまいました😓

すぐにでも買いに行かないとw通販してくれないか聞いてみようかと思います。

昼食はよっちゃーれセンター食堂で漬け丼定食を頂きました。ウマカッタ~♡
K藤さんたちは金目の煮つけ定食を食べてましたが丸1匹の煮つけがついて1000円はお得だと思いますよ。

その後は反対側の多幸湾桟橋や千両池、赤崎、背負崎等々見て回りました。

印象としてはカゴ釣りとなると前浜港がメインになるかなといった感じです。
反対の多幸湾は浅くてよほど状況が良いときでないと厳しいかもしれません。
地磯もお手軽といった感じではなくカゴの装備を背負っていくとなると結構ハードで行くなら渡船利用が現実的かと・・・
そう考えると風やウネリの向きで釣り場を選べる伊豆大島と違って、西向きの風やウネリが入るとほぼ釣りにならないと考えたほうが良さそうです。

それでもいろいろな魚が狙える神津島はとても楽しいですね!
西風が強くなる前にもう一回くらい行きたいのでWindyを見ながらチャンスを狙っていますw

次は桟橋周辺に50㎝近いメジナが群れでいたのでそのあたりを絡めながらアカイカの時期にでも行くのは確定です!

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