一度にたくさんコマセを撒くことで起きること

意外に仕事が忙しくてイラストを描いてる時間がなかなか取れませんでした (;^_^A

さて、先日の記事で回遊魚の足を止めるためにコマセを一度にたくさん撒くことの弊害についてふれましたが・・・魚が早くお腹がいっぱいになること以外にもっと重要なことがあります。
おそらく【コマセをたくさん撒いた方が良い】と考えている方は潮が全く動かずにコマセが真下に落ちているイメージが強いのではないでしょうか?
もちろんコマセがたくさん効いて海況も良く回遊してきた魚がパニック状態になっていればさして細かいことは気にしなくていいと思いますが、
状況があまり良くないときの打開策の一つとして心の隅に止めておくのも良いかもしれません。

実際の海は潮の流れがあり、特に回遊魚の場合は潮目など潮の流れの変化の影響は大きいと思います。
地磯のような場所であれば自分の攻めたい潮の流れに乗せて納得のいくコースを流すことも可能ですが
堤防やサーフのようにズラっとたくさんの釣り人が並んで限られた空間でしか仕掛けを流せない場合どうなるでしょう?


一度にたくさん撒かれてしまうとコマセについた回遊魚はそのままコマセについて行ってしまいます。
しかもコマセがたくさんある=付けエサに興味を示す確率が低くなることも懸念されます。

極端な話をすると堤防で潮上の人が一発カゴでドカドカ撒く人であれば、それに合わせた釣り方をすればコマセなしで十分釣果が出ることもあります (;^_^A
いざとなれば2型3型ならコマセなしの釣り方も可能ですw

船釣りの場合もビシをコマセで満タンにすると怒られることもしばしばです (;^_^A
伊豆エリアでよく言われるのが【ビシの1/3までにしてくれ】と言われます。
船も同じポイントを繰り返し流しますから同じような理由から一度にたくさん撒くよりも手返しを多くした方が良いと言われます。

自然が相手なのでこれが絶対正解ということはありません。
誰でも釣れてるときも楽しいですが、釣れないときにこそいつもとは違うひと工夫をしてみるのも釣りの楽しみです。
そこで人より釣果が出てしまったら・・・もっと楽しいですよねww

オマケ・・・
コマセに使うオキアミとアミエビを比較すると・・・

オキアミは沈むのが遅くいつまでも漂っています。
ということは潮の流れに乗りやすいということです。
オキアミを多用する(特にボイル)場合はその特徴を考慮した釣り方をするのが良いかもしれません。

アミエビはオキアミよりも明らかに沈下速度が速く上下の帯ができやすいです。

海面がウネっていて海の中の動きが激しい時は沈降速度の速い配合飼料と組み合わせてコマセをコントロールするのも良いかもしれません。

地域によってコマセの特徴が様々なのでこの辺りはお住まいの地域の特徴に合わせるのが一番良いと思います。

でもなかなか釣果が伸びないな~と思う方は潮の流れとオキアミやアミエビの特徴の違いを意識して使い分けるのも良いかもしれませんね。

Webからお問い合わせいただいたお客様へお知らせ

ホームページのお問い合わせページからお見積もり依頼やご注文、お問い合わせを頂いたお客様で
48時間経っても返信が無い場合は再度ご連絡いただくか、迷惑メールのフォルダに振り分けられていないか受信設定をご確認ください。
また、スマホやタブレットのメアドからお問い合わせの場合、viva_hobby@yahoo.co.jpを受信できるようフィルター設定をお願い致します。

記事を読んだらぽちっと!お願いしま~すm(_ _)m

NCM_7987-2
にほんブログ村

↑↑ヤフオク自作コマセカゴのご購入はこちら↑↑
直接購入でしたらお問い合わせからお見積もり依頼をお願いしますm(_ _)m

返信を残す