棚の微調整のコツ

前回の釣果報告の記事
『仕掛けへの当たり方で棚を上下する』事についての質問を何件か頂きました。
良い機会なので記事にしてみます。

ウキに出るアタリの違いで棚の微調整をしてみましょう

では前回の記事で『仕掛けへの当たり方で棚を上下する』とは実際にどんなことをしたのかと言いますと
アジなど群れで移動している魚を狙っていると釣れているとだんだん魚の活性があがって魚が上ずり始めることが多いです。
これに気が付かないで棚を同にしたままですとウキが沈んでも針掛かりしにくくなったり、場合によっては食いが渋くなるのが早くなることもあります。

そのためにどのタイミングで棚を上げるか判断する方法を紹介します。

まずは棚がベストな状態のアタリはウキがスポッと消しこんだり、スッとまっすぐ沈んでいる場合は概ね適切な棚を維持しています。
また、針の掛かる場所が上アゴやカンヌキと呼ばれる口の横、針を飲み込んでいる場合も適切な棚を維持してると言えます。

それに対して魚が上ずってくると、コマセや仕掛けが魚に対して下になりますので魚が拾いに行く感じでエサを食いに行きます。
アタリはウキが横になったり、一瞬浮き上がったり、半分だけ沈んで止まってすぐに戻ったり・・・素直にウキが沈まなくなります。
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 106.jpg
ハリの掛かる場所が下アゴだったりバラシが多くなったら魚が上ズリだして棚がズレ始めているサインです。

そんな時の対策はハリスの長さ分だけ棚を浅くします。
今回の場合はハリス1ヒロなので1ヒロ分、棚を上げてやると・・・
ウキがしっかり消し込んで針掛かりも安定します。

こうやって上ずった魚をしっかり押さえて数を伸ばしてても、いずれ群れは移動してしまいます。
食いが遠ざかったらまた、最初の棚まで戻して次の回遊を待ちます。

もちろん最初の棚設定は『棚取りゴム』使ってしっかり水深をチェックしたうえで決めるのがベストです。

仕掛けは当然、ウキの小さい変化を捉えるには余浮力の軽めな感度の高いウキで軽めの仕掛けで
シンプル天秤2WAYの全遊動やクッションゴムを使わないシンプル天秤でわずかな変化もキャッチしてください。

こんな感じで小物釣りは小さな変化が釣果に大きく影響することもあります。
【たかがアジ釣り・・・されどアジ釣り】
いろいろ工夫して釣り物が限られる冬に、釣り方の引き出しを増やしつつ楽しんでみてください。

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