ニュースで中禅寺湖にしかいないはずの北米原産のレイクトラウトが、
本栖湖で確認されその数が増えて本栖湖の特産ヒメマスが激減しているとのことでした。
たまたまXのポストでマル男さんとゆーきさんのレイクトラウトのやりとりを見て
本栖湖でヒメマスを釣るのにカゴ釣りで狙っている人が居るという情報をキャッチw
それならばレイクトラウトも深場を直撃できるカゴ釣りで狙えるのでは??
ましてレイクトラウトの適水温は4~10℃とこれからの厳寒期でも十分狙える可能性がありそう!
というわけで、本栖湖の遊漁規則を調べコマセを使ったカゴ釣りが可能かどうか調べました。
ついでに付近の湖も調べてみました。
魚種により漁期が違う場合が多いので各漁協の遊漁規則を調べてみてください。
エサ釣り | コマセ | 漁期 | 遊漁規則 24.12現在 | |
本栖湖 | ○ | ○ | 1/1~12/31 ※5/1~6/30はエサ釣り禁止 | 本栖湖漁業協同組合 |
精進湖 | ○ | ○ | 1/1~12/31 | 精進湖漁業協同組合 |
西湖 | ○ | × | 3/1~12/31 | 西湖漁業協同組合 |
河口湖 | ○ | × コイ・フナ以外 | 1/1~12/31 | 河口湖漁業協同組合 |
山中湖 | ○ | ○ | 周年 | 山中湖漁業協同組合 |
エリア・狙い物
本栖湖・レイクトラウト?
潮位・水温(7℃)
この日のタックル
竿;がまかつ RXR4-53・ダイワグレーダー5-53B
リール;ABU REVO BEAST 40HS
ウキ;LED電気ウキΦ25㎜12号
カゴ:2型ケイムラ+イレクターケイムラ15号・VIP海神Ⅱ改+2オンス
天秤;シンプル天秤
ミチイト;レグロン ワールドプレミアム7号50m+PE シマノ ハードブル8 200m 1.5号
ハリス;ダイワ ディーフロン船ハリス200FX4号 オキアミエサは4.5m・キビナゴエサは3m
ハリ;オキアミエサはタイガーバリ金丸セイゴ14号・キビナゴエサはがまかつ丸セイゴ17号
装飾;オキアミエサはなし・キビナゴエサは大型ビーズ
コマセ;はなまるオキアミ50%+アミエビ50%+アジジャンボ(押麦追加)
付けエサ;原田オキアミ3L+アミノリキッド
釣行状況
遊漁券の現地売りの漁協関係者のおじさんには『レイクトラウトをバンバン釣ってくれ』って言われましたが
果たしてそんなに釣れるものなのでしょうか??
釣り場は砂浜でサーフでのカゴ釣り同じような感じです。
全体的な流れは動画をご参照ください。
海水と淡水の違い
海と湖の大きな違いはやはり塩水か真水の違いではないでしょうか。
普段は海水でカゴ釣りをしていますが、真水でカゴ釣りすると普段とは違う現象がいろいろと出てきました。
・ウキとカゴのバランスが変わってウキが少し沈み気味になる
・浮力が少ないので浮力体のないカゴは何もしないとほぼ上カゴが開かない
・コマセ(生オキアミ)の沈下速度が異様に早い
そのほかに本栖湖限定かもしれませんが・・・
・流れがない
・波がない(風でわずかに水面がざわつく程度)
この違いから海とは少し仕掛けのバランスを工夫しないと釣果につながらないようです。
一番驚いたのはコマセの沈下速度です。
通常、海で生オキアミはアミエビよりも沈下速度が遅いと言われ、漂っている時間が長いと思いますが
そのオキアミが湖底に引き込まれるようにサーっと落ちていく光景にはほんと驚きました。
おそらく海よりも3~4倍の速さで落ちていきます。しかも真下に向かって真っすぐ落ちていきます。
そしてもう一つ、流れがまったくないということはハリスは常に真下に垂れ下がった状態になります。
海であれば潮の流れに乗ってある程度吹き流され仕掛け全体やコマセもこの流れに乗って漂うのですが湖ではこういったことが起きません。
勘の良い人は気が付きましたか?
そう、イレクタータイプやステンタイプの一発カゴではコマセがあっという間に沈下するのでコマセと付けエサの同調が一瞬しかなく、コマセの効果が非常に薄くなってしまいます。
途中、キビナゴエサに見切りをつけオキアミエサに変えたイレクタータイプのカゴには半日の間、一度もアタリがありませんでした。
こうなってくるとロケットタイプの2型や3型のポロポロコマセを出せるカゴであれば
シャクる毎に少しずつコマセが出て一投の中でコマセの効果を継続できます。
正直に言うとウネリもなく流れもない湖では2型は何もしないとフロートが入っていてもロケット部分の上下動がないのでコマセが全然出ていきませんが、これが功を奏し今回非常に良い結果につながりました。
コマセのパラパラ撒きのメリットについての記事はこちら
ここで、ゆーきさんがハリ元にフロートを付けて付けエサをゆっくり沈めればコマセと同調しやすくなるのではと指摘がありましたが、湖でも案外エサ取りが多くハリスがたわんでいる時間を長くすることはエサ取りのアタリが出ない時間を長くするだけなのでメリットがありません。
一番いいのはいち早くハリスを展開してあとからゆっくりコマセが落ちてくるのが一番理想的です。
やはりロケットタイプのカゴでないとできない釣り方ですよね。
ほかに淡水の良いところ
塩抜きがいらないのでリールや竿の片付けが非常に簡単で助かります。
次回の改善策
今回の釣行をもとに次回の対策として
・コマセにボイルオキアミを刻んで使用してみる(ゆっくりとした沈下速度にできるのか?)
・もっと長いハリス(6m)に流れがまったくないのとエサ取りが多いので2本バリ体制
※流れないからハリスが重くなっても影響なし
・レイクトラウトは湖底のエサを拾う習性があるらしいので付けエサは積極的に湖底を這わせる棚設定
次回はこの辺りを注意してチャレンジしてみようと思います。
釣果
ニジマス×5 1バラシ
ヒメマス リリース
ウグイ リリース
ニジマスは臭みもなく(水辺も湖沼特有のにおいもない)はじめはすべて火を入れて食べようと思っていましたが
急遽、生でも食べてみることに!真空パックして-22℃で3日間冷凍処理しました。
お刺身やカルパッチョも家族に大好評!
大型のニジマスは塩鱒にしてお弁当のおかず用にストックしました。
塩鱒も良い具合でつまみ食いしましたけど、市販の塩鮭を買わなくても済みそうなレベルです♪
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