本業のお客様がカゴ釣りを始めたいということでガイド釣行の予定でしたが、
天候・海況をみて今回は早朝からのスマ&ワカシ体験をご提案したところ
お仕事の都合で夜釣りの方が良いということで来週に延期することになりました。
・・・ということでいつものK藤さん、去年の大島以来のI川君、最近、360の投げ竿から530の遠投竿に進化したM井さんと南の堤防に行ってきました(*`・ω・)ゞ
出発が前日の21時といってましたが自分はカゴの製作もあったので出発ギリギリまで作業をして
22時30分に出発しました。
ところが途中でエサを調達しようと思っていた伊豆釣り餌センターが休みとの連絡が入りますΣ(゚口゚;
他の深夜営業してるエサ屋さんは・・・あっ!三島のだるまやさんがやってましたねε-(´∀`; )
水曜定休ですがそれ以外は深夜まで営業しています。
時々早く閉まってしまうので心配な時は電話で確認すると良いかもしれません。
K藤さんに頼まれた分のオキアミとアミエビも購入して一路南下します。
深夜の移動は快適ですね。
サクサクッと現地に到着です。
う~ん予報通りかなりの強風です (;^_^A
地磯のガイド釣行を延期してよかったです。
夜は20㎝程の小アジがたくさん釣れるのは承知していたので
慌てずのんびり支度をして本来であれば2号竿に下田式天秤付きロケット国産夜光でサビキの吹き流しにするのですが・・・
風も強いし、明け方どのタイミングで青物がスタートするかわからなかったので
今回は剛徹4-53Bにいつのも3型国産夜光+イレクター夜光塗装+1オンスにシンプル天秤2WAY(クッションゴムΦ1.5㎜×30㎝)の組み合わせに
ハヤブサ 太ハリスサビキ 蓄光スキン フラッシュの5-4号です。
なぜこんな太いハリスを使うかというと・・・
まずは絡みが少なくなること、または絡んでもすぐにほどけるのが便利です。
http://izu-inakanojikanfsihingbook.net/2019-1-20/
そして、もう一つ重要なのが・・・
http://izu-inakanojikanfsihingbook.net/2019-12-28/
こちらの記事にもあるようにここではアジを釣っていると年数回とてつもない引きの何かが釣れたアジやサビキ仕掛けにかかることがあるのです。
そのため、伸ばされやすいアジ針でなくグレ針!幹糸やハリスもそうそう切られない5号や7号を使っているこの太サビキがベストなんです。
ちなみにハリスが太くてもアジの釣果には影響ありませんよ。
カゴは3型を使用してますが、もちろん針は仕舞えませんのでハリスは垂らしたままキャストします。
一番下のバケにイカタンをつけ、2番目はスキンを剥いて空針にしてオキアミを付けます。
どこに食うのが多いかでその日のヒットパターンを探ります。
・・・といっても1投目からウキが入ります (;^_^A
20㎝くらいのコアジが入れ食いです♪
良い時は2匹3匹とついてきます。
たま~に4号剛徹でもしっかりと伝わる強い引きのアジがかかるのですが引きが強すぎて口切れでバレてしまいます (´;ω;`)
柔らかめの剛徹とは言えやはり両軸用の4号竿な上、ハリスが長く取れれば別ですがサビキのハリスが太くて短いためどうしても良型ほど口切れでのバラシが増えてしまいます。
こんな時は2号竿や#3#4までフニャフニャなイングラム3-550辺りがちょうどいいのですが・・・さすがに青物には使えないので今日は我慢してやり取りに気を付けながらアジの数を増やします。
入れ食いが続きあまり数を増やすと捌くのが大変なのでリミットを20匹までにしました。
隣のI川君を見るとなかなかアジが釣れていない様子・・・
仕掛けを見直し、誘い方もあおるような誘いではなく優しくエサを動かすようにアドバイスしたら直後にウキが入るようになりました。
それでも好釣とまでいかない様子だったのでリミットの20匹以降のアジをI川君のクーラーへポイポイしましたw
3時を過ぎると地元の常連のお爺さんや前夜から場所取りしていたカゴ師たちが釣り座に入り始めます。
相変わらずアジは入れ食いが続いています。
不意にアジよりも豪快にウキが入ります♪
合わせると明らかにアジではないなかなかの引きです。
下へ下へと行きつつ時折頭を振ります。
こんなこともあるからグレ針の太ハリスのサビキならガンガンと勝負できますw
そのまま抜き上げると~上がってきたのは40㎝なさげなワカシですΣ(゚口゚;
こんな暗いうちからワカシが回ってきたようです。
この時間ぐらいから、若干アジのサイズもアップしたのでリミットを30匹まで引き上げましたw
ワカシも最初の2匹はキープしましたが・・・結構いいペースで掛かるのでサイズが大きく体形が良いものだけ残すようにしました。
コマセの大量撒きはほんとに青物の足が止まるのか?
徐々に白み始め周りをよく見ると我々4人の隣に5人のカゴ師が入っていましたが全員パッカンタイプの一発カゴで内2人が大型の鳥かごタイプ、1人が市販のイレクタータイプのパッカン、もう2人は自作風のパッカンカゴでした。コマセはオキアミです。いわゆる大量にコマセを撒いて足を止める釣り方の典型スタイルです。使ってるコマセの量も半端ないですね。
そのすぐ隣でよく見ると普段なら昼間の釣りはイレクタータイプのカゴか鳥かごタイプの一発カゴを使うK藤さんが珍しくブラックロケットの自作カゴ(2型風)を使ってるではないですかΣ(゚口゚;
その隣のM井さんもK藤さんの自作ロケットカゴを使用しています。
I川君はイレクタータイプのカゴを使い、自分は明るくなってからは3型ケイムライレクターケイムラ塗装+1.5オンスを使用していました。
良い具合に堤防上でドカ撒き一発カゴとパラパラ撒きロケットカゴの違った釣り方が分かれて並んだので様子を見ながら釣りをしてみました。
明るくなってすぐに一発カゴの人に良型のスマが上がったので一同テンションが上がったのですが
パッカンカゴで大量のコマセを集中砲火してるのにもかかわらず続かないところを見ると
スマ自体の回遊している数が圧倒的に少ないと思われます。
棚の設定ですが、夜が明けたばかりでしかも雨が降ったりして空が曇っているので
おそらく表層の回遊はないと予想されるので深めの棚設定で様子を見ることにしました。
この間、ワカシorコアジはほぼ入れ食いです (;^_^A
スマの数が圧倒的に少ないのであればワカシの数打でその中からスマを当てていくしかないと思いました。
できるだけ手返しの早い釣りをするなら1本針よりもサビキの方が有利なので・・・・サビキを続けるか?1本針にするか?
そんな悩んでいる数投の内に明らかにワカシの引きとは違う青物独特の横に走る引きですΣ(゚口゚;
しかもなかなか良い引きです♪
慎重に上げると・・・
本命のスマでした(ノ´▽`)ノ
すぐに4人で棚を共有して攻めますが・・・やはり単発で終わってしまいます。
ちなみにかかっていたのはイカタンでもオキアミでもなく、サビキでした。
このあとワカシの連釣に飽きてきたのでサビキではなく1本針に変更しました。
このころから気が付いたのですが、自分たちや隣の地元のお爺さんたち(ロケットカゴを使用しています)はかなりのペース(ほぼ毎投1匹)でワカシをかけているのですが
パッカンカゴの人は自分たちのペースの1/3~1/4ぐらいのゆっくりとしたペースで釣っています。
この様子を見ていてこの説はかなり確信を持てました。
また、大量撒きのカゴ師のすぐ隣のK藤さんの釣るワカシは腹の中がオキアミでいっぱいですが、3人離れた自分のところのワカシやスマはお腹は空っぽでした。
ということは大量のコマセについて魚が移動してしまってる可能性も大きいです。
しばらくしてK藤さんにスマがかかるとウキの沈んだ場所にあちこちからパッカンカゴが飛んできますww
それでも続けて釣れないということはやはり回遊してる数が圧倒的に少ないと見るべきでしょう。
完全に陽が昇りワカシの入れ食いが続いてたので気分転換にK藤さんが持ってきたハンディ魚探で海底の様子を見てみました。
ここでの遠投がNGな理由が地形的にわかった気がしました。
初心者のM井さんもワカシの連釣を楽しんでました。
9時ころからはもうお腹いっぱいで休憩しながらスマを諦められず釣りをしていましたが
ワカシが少し落ち着いて手のひらくらいのカイワリに変わり始めた10時に諦めて終了しました。
最終的にワカシはおそらく30匹以上釣りました (;^_^A
もう腕がパンパンです・・・
スマをもう1匹追加したかったんですが残念です。
日の出から終了まで堤防上では5~6本のスマが上がりました。
うち確認できているのは2本がK藤さん、1本が自分、1本は隣のおじいさんもう1本はパッカンカゴの人でした。
今回は久しぶりに明るい時間帯にいろいろな人の釣りを見れて釣果以上に収穫の多い釣行でした♪
魚の数も多く、口を使ってる状態ならおそらくパッカンカゴでも問題なく数多く釣れると思うのですが、
魚の数が少なかったり渋い状況の時にコマセの撒き方に変化を付けられるロケットカゴの方が手数が増やせる分、釣果につなげやすいのかもしれません。
・・・今回、ケイムラを散々信用していなかったK藤さんのカゴケースにケイムラの自作ロケットカゴ(2型風)が入っていたのを見逃しませんでしたよww
来週は今回延期になった地磯のガイド釣行です。
イサキに癒されつつ高級アジを射程に入れていきたいと思います(`▽´ゞ
今回の釣行データ
釣行時間&潮位&水温24.2℃
釣果
使用タックル
カゴ仕掛け(固定式セッティング)
竿:ダイワ・剛徹4-53B
リール:ABU Revo BigShooter WM60
ウキ:シンプル遠投用LED電気ウキM羽根Φ25mm12号
カゴ:3型国産夜光+イレクター夜光塗装+1オンス
3型ケイムラ+イレクターケイムラ塗装+1.5オンス
天秤:シンプル天秤2WAY+クッションゴムΦ1.5㎜×30㎝
ミチイト:Laiglon 7号
サビキ:
ハリス:トヨフロン船ハリス4号4.5m
ハリ:オーナー針インブライト真鯛8号
装飾:無
付けエサ:クリルG遠投LL
コマセ:夜間はアミエビ→明るくなってからはアミエビにオキアミを1/3ほど混ぜて使用
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