カゴ釣りの釣果にお悩みの方へ
今回ご紹介するのは青物よりもイサキやアジ、メジナやマダイなどを狙うときに
魚は居るけどいまいち食いが悪い、または夜釣りで煌々と明るい月夜の中、魚の警戒心が強い時に有効な手段の一つを紹介します。
水中でいきなり動くカゴは意外に警戒されてます
以前、横根に行った際に手前のサラシのきわでイサキが群れていたのでステン一発カゴで釣っていた時の事・・・
この時はもともとシマアジ狙いだったのでステンのキラキラは集魚効果があると思っていましたが、
棚に馴染んでシャックってコマセを振出した途端・・・周囲のイサキが一斉に逃げたのを見たときはちょっと驚きましたΣ(゚口゚;
しばらくしてからコマセに集まるのですが、フタがヒラヒラとウネリで動くたびに嫌がって距離を置く行動をとっていました。
ルアーでも釣れるイサキがそんな行動をするとは思いもよりませんでした。
その時は3型ブラックに交換したところ、回避行動は見られませんでした。
そんなことがあってからステン一発カゴは艶消し黒に塗装しました。
また、先日は満月に近いかなり明るい中での夜釣りでしたが、
あまりにも明るいのでイサキも警戒しているようで、口を使わせるのに苦労しました。
仕掛けが棚に馴染んだ後、シャクリ上げてコマセと付けエサを展開すると・・・反応しないんです (;^_^A
そんな時にはシャクらないで静かに付けエサを展開すると・・・面白いものでアタルんですw
浮力体を入れなくても上カゴの構造上ゆっくり展開するのですが、
外海などで潮が巻いてる場合は浮力体を使用した方が確実に付けエサを展開することができます。
カゴの浮力体は一長一短なので、その特徴をよく理解した上でうまく使えば釣り方の引き出しが増えると思います。
ほんの一部のご紹介ですが、いまいち魚が口を使ってくれないときの対策の一つとして、覚えておいても損はないと思います。